「第13回 遠友みらい塾」を開催しました。 

「第13回遠友みらい塾」を、1月27日に愛生舘サロン(中央区南1条西5丁目・愛生舘ビル6F)にて開催しました。この日は、昨年11月に行われた「INAZOサミット」の活動を振り返るとともに、3年目を迎えた同塾の今後の方向性について塾生たちが意見交換を行いました。

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参加した塾生たちの様子

今回は「一般社団法人 新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会の秋山孝二代表理事が、昨年11月25日に初開催した「INAZOサミット」を振り返り、新聞やテレビのニュースをはじめとするメディアの報道状況なども交えたうえで、総括的なご報告となりました。道内のメディアをはじめ、新渡戸の出生地である岩手県内のテレビや新聞においても、同サミットの開催が報じられたことを実際の記事やニュースの内容をふまえてお話していただきました。さらには、「岩手日報」が報じたサミットの記事が、新聞を教材に勉強するNIE(Newspaper in Education)に活用された例などにも触れ、その輪が確実に広がっていることを伝えていただきました。

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「INAZOサミット」を振りかえる秋山氏

また、同サミットの実施経緯を共有したうえで、今後の課題として札幌遠友夜学校記念館の建設資金の準備に向けて、どのように今後の活動を展開していくのかにも話題がおよびました。具体的には、サミットでもキーコンセプトとして提示された「歴史ツーリズム」をどのようなかたちで地域活性化につなげていくのかといった観点を踏まえての議論となりました。

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雪に覆われた2018年1月28日現在の「新渡戸稲造記念公園 の様子

その後は、3年目を迎えた「遠友みらい塾」の活動や方向性について塾生たちが意見交換を行いました。冒頭では、塾生・大沼さんから、集まった塾生たちに絵ハガキがプレゼントされる和やかなムードの中でのスタートとなりましたが、意見交換では、塾生の積極的な参加、塾生間の交流による新しい取り組みの必要性、さらには情報交換も含めた学びの場としてのさらなる充実を今後の目標に掲げて、多様なフィールドで活躍する塾生たちが、いかに実質的な「活動」へとつなげていくことができるのかをテーマにすることで、この日の意見交換会は終了となりました。
次回の「第14回 遠友みらい塾」は、2018年3月24日(土)の開催(時間:13時30分〜15時30分を予定、場所:愛生館サロン)を予定しております。
みなさまのご参加をお待ちしております。

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塾生・大沼さん提供のフクロウの絵ハガキ

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