「第12回 遠友みらい塾」を開催しました。 

「第12回 遠友みらい塾」(9月23日・土)レポート(文責:古希寸前塾生・大沼)

秋分の日でもあったこの日、13時半から「愛生舘サロン」を会場にして、第12回の塾が開催されました。参加者は9名。(男性~20代2名+40代1名+50代1名+60代5名)
事前に案内のあったようなプログラムに沿った「報告」が熱く伝えられましたことを最初にお伝えいたします。
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では、その流れです。

秋山さん~塾長の寺島さんと苫東視察(9月8日・金)に行かれて、山手線のエリアの1.4倍の広さをもっている日本最後とも言うべき工業団地は、日本海物流の広がりなどから農業生産の拠点地としても自給率の問題を考えれば、北海道の食材を全国のいつくかのプロジェクトとつなげていくことで苫東の価値は高まる……前日の「BS11」で札幌市長の秋元さんと対談した寺島さんの話も披露。

そして、『第1回 稲造サミット・札幌』(2017年11月25日・土)についての準備状況の報告。

12akiyama活動報告として、すでに公表されているものとして

①ブリティッシュコロンビア大学「UBC」Nitobe Garden キュレーター 杉山氏
②公益財団法人 国際文化会館 常勤理事「新渡戸国際塾」 丸山氏
③一般財団法人 新渡戸基金 常務理事 藤井氏
④平成遠友夜学校 代表、北海道大学名誉教授 藤田氏
⑤札幌遠友塾自主夜間中学 元代表 工藤氏
⑥ほか
①の方は、7月に秋山さんがバンクーバーに行ってお会いして来た方。

当日は、1時間の寺島塾長の基調講演に続いて、各団体の活動報告として各10分を想定中。主催者サイドでの構想としては、冒頭のオープニングを工夫したいことと、11月12日(日)16時から「愛生舘サロン」で最終打ち合わせの場を用意しているので、塾生の皆さんも可能でしたら是非、ご参加を……ということです。

続いて、神内さん~社会福祉の立場から「少し先の日本を覗いてみませんか?」ということで、現実の日本社会の人口構成について客観的な数字を披露。100歳以上人口が、2016年9月1日現在で、66,692人(1963年 153人)ということと、2100年には年少人口(0歳~14歳)を“1”として、老年人口(65歳以上)は“5”になること、総人口では江戸時代に戻ってしまうことなど……

さらに高齢者福祉の現場で何が起きているのか、介護、医療などの現場の光景を報告してもらえました。

21jinnaiさらに本題として政治との関係、影響などを考慮しつつ、2040年までの戦略として

①     看取りと医療の在り方をシフト
②     団塊ジュニア世代は2045年に後期高齢者
③     2050年に向けて準備 少子化からの脱却
④     交通インフラの再編

を提示していただきました。中でも「団塊ジュニアジュニア」問題については、今後、目が離せないところです。

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司会進行役の磯さん~2003年にゲノム解析の会社設立した経験から、今こそ「ゲノム編集」などのバイオベンチャーの流れをつかむ時では? と北大でのフォーラムでもパネラーとして参加予定の話題も披露していただきました。ドローンの磯さん、とだけ思っていては、時代の推移を見誤りますことを知った次第です。

【参考サイト】
一般社団法人 新渡戸稲造と札幌遠友夜学校を考える会
<a href=”http://nitobe-enyu.org/” target=”_blank”>http://nitobe-enyu.org/</a>

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